学校評価書

令和2(2020)年度 下関国際高等学校 学校評価書        校長( 山口 和也 )

1    建学の綱領

1、学徒の人格を陶冶し豊かな教養の基盤を培う
2、真理を探究し、正義を愛し社会に貢献する人間を育成する
3、自主・自立の精神に充ち自他の敬愛と協力によって文化の創造と発展に寄与する人材を育成する
 

2    校   訓

校訓 「自主、連帯、創造」
 

3    学校教育方針

○連帯感を培い、思いやりのある豊かな人間性を育てる。
○身体を鍛え、ねばり強い精神を養う。
○学力を高め、技術を磨き、逞しい生活力をつける。
 

4    教育目標

「さわやか 国際」の創造のために以下の3つを目標とする。
1 生徒主体の特色ある学校づくり-コース選択制の推進-
2 個々の生徒の特色を生かす粘り強い指導の充実
3 進路指導の体系化と生徒一人ひとりの夢の実現
 

5    本年度のチャレンジ目標と特色ある取組み

   昨年度の評価と課題に基づき、今年度から「さわやか 国際」の創造をチャレンジ目標に、特色ある取組みとして1.「信頼関係の樹立」、2.「情報公開の促進」、3.「生徒主体の学校づくり」を掲げ、授業のあり方、クラス、学年、各校務分掌で目標設定し、全教職員で目標達成に取り組んでいく。

1. 信頼関係の樹立
生徒・保護者・地域・教員、相互の信頼関係の樹立と豊かな心の醸成
2. 情報公開の促進
学校評価の活用による、説明責任とよりよい学校教育の改善
3. 生徒主体の学校づくり
ア 少人数指導の拡充とマナトレによる基礎・基本の確実な定着
イ 資格取得の促進と合格率の向上
ウ 各種ものづくりコンテスト及びインターンシップへの積極的な参加
エ 身だしなみの徹底、基本的生活習慣の確立
オ コミュニケーション能力の向上
カ 生徒一人ひとりの希望に添った進路実現と進学・就職立100%達成

 

6    生徒在籍・募集状況        生徒在籍 令和2年5月1日現在

(1)全日制課程

ア 学則定員 360名
在籍   290名  /  普通科   163名     電子機械科   127名
イ 募集定員 120名  /  普通科   70名     電子機械科   50名
入学生 121名
普通科   79名(男子60名 女子19名)
〔キャリアデザインコース46名 アスリートコース 33名〕
電子機械科   42名(男子42名 女子0名)
〔機械コース21名 自動車コース21名〕
 
7    部門別評価
※表は横スクロールしてご覧ください。



評価目標 具体的評価項目





評価目標の達成状況の診断・分析 学校関係者からの
意見・要望書






教務
○基礎・基本の定着
○教育内容の充実
○わかる授業の推進
・マナトレ指導による基礎基本の定着
・生徒による授業評価の活用
・教員相互研修・互見授業の推進
3 3  キァリアデザインコースでは学校設定科目の基礎総合を、週
3単位(国・数・英)で実施し、それぞれ3人の教員で丁寧に
指導した。
また、学期毎に習熟度別編成を行い、自主的・意欲的な生徒が
出てきた。
 授業評価に関しては概ね好評価であったが、生徒の意見を取
り入れた実践も必要と思われる。
 新採から3年次までの教員の研究授業を年2回ずつ行い、授
業力の向上を図っている。
 「学び直し」は、国際高校生にとっては
大切な学習内容と考える。これをきっかけ
にして、各生徒が学習意欲を高めてくれる
ことに期待したい。 
 研究授業による教員の資質・能力向上を
ぜひ、図っていただきたい。教員間による
互見授業(授業公開)も考えてみてはどうだ
ろうか。
B




生徒
○あいさつや礼儀作法の励行
○身だしなみの徹底
○規範意識(マナー・ルールの
遵守)の醸成
・職員室入室時の服装や言葉遣いの礼
儀作法
・定期検査(服装・頭髪点検状況)
・予鈴での授業準備と黙想
・校内外での巡視指導(交通安全・あ
いさつ運動など)
3 3  ここ数年、服装・頭髪での違反が減少してきた。部活動生を
先頭に一般生徒の挨拶も良くなってきた。また、巡視報告と定
期検査に関しては予定通り実施できた。しかし、毎日のクラス
での検査には差があり、周知徹底していきたい。
 挨拶の励行や礼儀作法についても、職員室だけでなく、保健
室、廊下、登下校等できることが来年度の目標である。
 生徒指導で基本となる「教員間の共通
理解」が、保護者への信頼関係の鍵になる
と考える。
 挨拶は部活動生を筆頭に一般生徒も気持
ちよいあいさつができている。また、頭髪・
服装ついてもきちんとした身だしなみの生
徒が増え。評価できる。
B




生徒
○部活動の充実
○学校行事の充実
○ボランティア活動への参加
・部活動加入率の向上
・学校行事への取り組み
・清掃活動や通学路のゴミ収集活動
・生徒会活動の充実
2 2   部活動は運動部の活躍など躍進の1年であったが、女子の
加入できる部活動が必要である。学校行事も下高祭、クラスマ
ッチ、体育記録会など生徒会がより積極的に参加してより成果
が上がってきた。清掃活動はクラスによって床やロッカーなど
清掃できていない所もある。日ごろからゴミ捨て、分別の習慣
を身に付けさせる必要がある。コロナ感染症のため、校外ボラ
ンティアが出来なかった。
 部活動、特に運動部の活躍が全国から注
目されており、気持ちが良い。この勢いを
校内での特別活動や校外ボランティアなど
多方面にも生かせればと考える。
C




生徒
○人権教育の推進
○いじめ・いじりの未然防止
とその対応
○体罰の禁止
・LHRやSHRでの対策などの取組
み状況
・いじめ・いじり及び体罰アンケート
調査結果などの活用
・問題発生時の迅速な対応、問題解決
3 3  昨年度よりも人権に関する問題は減少したと思われる。
 いじめアンケートを月1回と学期に1回実施して、生徒の実
態把握や生徒への意識付けができできていると思われる。
 ただし、人権教育の推進という点ではできる部分がまだある
と思われる。生徒に対してのみでなく、教職員間での連携等を
密にし、私学としての特色をしっかり残していけ
ばと考える。
 人権問題は、学校教育以前の「ヒト」と
しての教育である。是非とも「弱者」に寄
り添うことのできる教育の実践をお願いし
たい。
B




進路
○キャリア教育体制の見直し
○就職指導の充実
○進学指導の充実
・進路指導部と連携した各担任や学年
会でのキャリア教育の見直し・実施状
況・3学年の就職・進学状況(就職率
100%)
4 4  一年次は「しものせき 未来 創造 job フェア」、二年次では「仕
事体験型県内進学フェア」、三年次では「進路セミナー」等を系
統的・計画的に実施し、進学先や企業の魅力ある情報を生徒に
伝え進路意識を高めるとともに、学年会や各担任とも情報共有
し連携を深めている。
 各担任をはじめ学年会が生徒一人ひとりの進路希望を的確に
把握し、能力や適性等に基づいた進路指導を行い、就職(学校
推薦)・進学とも100%を達成することができた。
 今の下関国際高校の強みは、やはり「出
口保障100%」である。来年度も早い時
期での達成に期待したい。
 また、並行して多様化してきた進路に
対し、進学指導も新たな国際高校の課題で
ある。しっかり取り組んでもらいたい。
B




保健
環境
○心身の健康と安全
○体力の向上
○欠席・遅刻・早退状況
(基本的な生活習慣の確立)
○活発な体育活動
・保健室利用状況
・交通安全対策などの報告状況
・スポーツテストの総合判定状況
・日々の学校・授業への出席状況
3 3  相談を目的に保健室を利用する生徒が多く、限られた時間と
場所での対応のため不十分なこともあった。教育相談室の必要
性を感じた。
 スポーツテストに関しては、総合評価C・Dの生徒が多く、A
の生徒は学校全体で少数しかいなかった。アンケートによると
運動を習慣的に行わない、朝食・睡眠を十分にとらない生徒が
多かった。生活習慣の改善が、生徒の健康と出席状況の向上に
つながると考えられる。
 生徒の実態から考えると、教育相談活動
の更なる充実をお願いしたい。
 基本的な生活習慣が確立されていない生
徒に対する保健面からの支援・指導が必要
と思われる。
C




生徒
○相談体制の充実
○特別支援教育の確立
・スクールカウンセラーの活用状況
・クラス担任への悩み相談状況
・支援を必要とする生徒への対応状況
4 3  SCの先生も月2回来校していただき、カウンセリングを希
望する生徒や保護者、教員からの相談も増えてきた。コロナ対
策のため、Zoomを利用したカウンセリングを実施するなど、積
極的に相談活動に取り組んだ。しかし、限られた時間の中での
対応のため、長期欠席者や不登校生徒に対し、家庭訪問等踏み
込んだ対応が困難であった。
 また、配慮が必要な生徒へ組織的に対応するためにも、来年
度は研修を行い、教員のスキル向上を目指したいと考える。
 多様な生徒が入学して、教育相談活動の
充実を図っていきたいものである。これも
信頼できる国際高校づくりの重点課題の一
つと考える。
 養護教諭からの情報提供が増え、教員研
修の充実を望む。
B




広報
副校長
○コース選択制の推進
○広報活動の確立
・教務部、進路部との連携
・関係機関からの情報収集
・中学校への説明会
・オープンスクールの充実
・学校説明会の実施
3 3  コース選択制の一年目にあたり、教育課程を大幅に変更し、
授業内容の質の向上、課外授業の積極的な取組みを行い、外部
からの指導者を呼んで講習を行った。
 また、広報活動のために、管理職を中心に年3回以上、市内
の中学校訪問や説明会を繰り返して行った。
 体験入学については、例年以上の参加者があり、生徒・保護
者共々満足していた。オープンスクールに参加した生徒が入
学に結びつく傾向にあるので、そういう機会を増やしていきた
いと考える。
 「体験入学」参加生徒の新入学生として
結びついてきていることは、下関国際高校
が評価されてきていることの裏付けともな
ることである。この機会をチャンスととら
え、生徒募集にもうひと頑張り期待したい。
B







○学校行事の見直し
○効率的な校務組織と業務の
見直し
○休暇や回復措置の積極的な
取得
・年間行事予定の見直しと早期の計画
化がなされたか
・校務分掌の組織化と業務の見直しが
なされたか
・教職員に対し、積極的な休暇・回復
措置の取得が
なされているか
4 4  コロナ感染症のため、行事が中止や短縮されたため、見直し
が出来なかった、来年度への課題としたい。
 運動部の全国大会出場など生徒のめざましい活躍等があった
が、分掌の組織化、業務見直しが後手にまわってしまった。
来年度、早い段階での見直し検討を行っていきたいと考える。
 前述の中、教職員については疲労、ストレスが溜まらないよ
う積極的に休暇・回復措置を取ってもらうようにしている。
 「働き方改革」など、今注目されている
校務組織の見直しなど教職員に対し過重負
担ストレスが溜まらないよう配慮するとと
もに、積極的に休暇・回復処置がとりやす
い職場環境を実現していただきたい。
B
「実行度」・「達成度」評価基準
4:十分、実行できた・達成された (80~100%)
3:ほぼ、実行できた・達成された (60~79%)
2:やや、不十分であった (30~59%)
1:不十分であった (0~29%)
 
「学校関係者評価」評価基準
A:十分、評価できる(80~100%)
B:評価できる(50~80%)
C:来年度に期待したい(50~80%)